【知識0の人向け】世界遺産検定2級の難易度は？ 必要な勉強時間は？

世界遺産検定とは？

1-1. 世界資産検定とは？

世界遺産検定ホームページによると、
世界遺産検定は次のようなものであると述べられています。

世界遺産検定は、人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定です。
2006年に始まって以来、30万人超が受検し19万人以上が認定されています。
2014年からは文部科学省の後援事業となりました。
検定は年に4回開催しており、小学生から90代まで幅広い年代の方々が挑戦しています。

世界遺産検定HP

私自身が、
「国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材」
になれたかどうかはわかりませんが、
世界遺産検定を通して、世界には素晴らしい建造物や景色があり、
それを後世に残していくことの大切さを学びました。

また、世界遺産になるに値する理由があることを知りました。

正直申し上げて、世界遺産の勉強をする前は、
「なぜこんなものが世界遺産なの？」
と本気で思う世界遺産も数多くありました。

しかし、世界遺産検定の勉強を通して、世界遺産になるだけの理由があることを知りました。
ぜひ、あなたにも世界遺産検定を通して、人類の遺産のすばらしさを学んでほしいです。

1-2. 世界遺産検定2級の出題範囲は？

世界遺産検定ホームページによると、2級の学習内容は次のように述べられています。

世界遺産条約の理念や関係機関について理解し、各地域を代表する世界遺産の多様性を学ぶ

世界遺産検定HP

具体的には、日本の全世界遺産 + 世界の代表的な遺産 300が出題範囲です。
世界には1,154の世界遺産があります(2021年現在)
ですので、世界遺産の約3分の1を覚えなければいけない計算になります。

世界遺産検定2級の難易度

2-1. 世界遺産検定2級は4肢択一式

出題形式は4肢択一式でマークシートを使用しています。
問題数は60問
試験時間は1時間です。
「正しいものを選ぶ」問題に比べて答えやすい「正しくないものを1つ選ぶ」問題も出題され、
得点源になります。

2-2. 世界遺産検定2級は60点以上で合格

世界遺産検定2級の試験問題と割合は次の通りです。

合格基準は、100点満点中60点以上です。

※合格基準は調整される場合があります。

基礎知識は覚える内容が少ないにもかかわらず、20%も出題されます。
ですので、基礎知識は合格のカギになります。

2-3. 世界遺産検定2級の合格率

世界遺産検定公式過去問題集によると
世界遺産検定2級の合格率は40～60%程度です。

2-4. 世界遺産検定2級の難易度は星1つ

世界遺産検定2級の基本的な情報は次の通りです。

上記3つの理由から

(星1つ[簡単]～星5つ[難関])

簡単な資格と言えます。

世界遺産検定2級合格のための勉強時間

3-1. 使用したテキストと問題集

世界遺産検定は他の多くの試験とは違って、テキストは公式テキスト1種類しかありません。
ですので、受験する人は次のテキストを買うことになります。

『くわしく学ぶ 世界遺産300』

問題集も同様、公式過去問題集1種類しかありません。
『世界遺産検定公式過去問題集』

3-2. 勉強時間

世界遺産に関する知識がほとんどなかった私は、世界遺産検定2級を受験するにあたり

『くわしく学ぶ 世界遺産300』を5周、
『世界遺産検定公式過去問題集』を2周
解きました。

これらにかかった時間は、

90時間

平均すると1日1時間以上勉強していましたので、かかった月数は

2.5カ月間

これが私が世界遺産検定に合格するためにかかった時間です。

私は満点を目指していましたので、合格するだけなら

50時間

勉強すれば十分だと思います。
実際、私は50時間勉強した時点で、合格圏内でした。

ですので、50時間～100時間勉強すれば十分合格できると思います。

世界遺産検定2級の難易度と勉強時間 まとめ

世界遺産検定2級の難易度と勉強時間をまとめると次の通りです。

世界遺産検定の勉強は楽しいです。
私が唯一、本当に楽しいと思えた資格です。
旅行がより一層楽しくなる資格でもあります。

また、あなたにも世界遺産検定を通して人類の遺産のすばらしさを感じてほしいです。

この記事があなたの合格に少しでも役に立つことができれば本望です。