ラプラスさ~ん
今度、宅建の試験を受けようと思っています。
ラプラスさんは2023年の試験結果はどうでしたか?
知識0から独学で一発合格したよ♪
すごいです!
僕も不動産関係の仕事をしておらず、知識0の状態なんです。
どうしたら宅建に合格することができますか?
ズバリ!
5つの勉強戦略を立てることだね♪
今回は特別に、つかた君に
私が宅建の勉強を始める前に実際に立てた勉強戦略を伝えよう♪
- 宅建に関する知識が0のあなた
- 宅建の勉強を始めようと思っているいるあなた
- 宅建の勉強をするにあたり何から手を付けたらいいかわからないあなた
- 独学で合格できるか不安に思っているあなた
はじめに
私は不動産関係の仕事をしておらず、宅建に関する知識は0の状態でした。
そんな私がなぜ合格率15%程度の宅建に合格できたか。
それは宅建の勉強を始める前に勉強戦略を立てたからです。
勉強戦略の通りにすれば、合格すると信じていました。
勉強戦略というと特別なことをしたと思われるかもしれませんが、何も特別なことはしておりません。
基本的なことばかりです。
しかし、宅建に関しては高確率で合格できる戦略であると自負しております。
知識0から独学で宅建に合格するための5つの勉強戦略
2-1. 客観的に宅建という試験を知る
知識0から独学で宅建に合格するための勉強戦略の1つ目は、『客観的に宅建という試験を知る』です。
具体的には次の3つことを知る必要があります。
なぜこれら3つの情報が必要なのかを説明していきます。
2-1-1. 問題数・解答形式・試験時間
問題数、解答形式、試験時間を知る必要があるのは、試験の際に時間が足りなくなるかどうか知るためです。
もし、試験時間が短いのであれば普段の勉強(特に過去問を解く時)から時間を意識して解かなければなりません。
反対に時間が長いのであれば普段の勉強では解答時間を気にしなくていいということになります。
些細なことに思われるかもしれませんが、意外に重要です。
勉強を始める前に試験時間の長短を知ることで、勉強の仕方が変わってきます。
宅建の試験内容は次の通りです。
問題数:50問
解答形式:四肢択一式
試験時間:120分
1問につき2分程度、さらに択一式であることを踏まえると、
宅建は時間を気にしなくていい試験(時間が余る試験)であると言えます。
2-1-2. 難易度(合格率・合格点)
難易度を知ることで勉強に対する覚悟が変わってきます。
例えば、合格率99%の試験と合格率1%の試験があったとします。
おそらく受験生なら合格率1%の試験の場合、必死に勉強することでしょう。
反対に合格率99%の試験ですと、あまり勉強をしないかもしれません。
年によって違いますが、宅建の合格率は15%程度、合格点は50点満点中35点(7割)程度です。
次のグラフは平成23年~令和4年までの合格率と合格点をまとめたものです。
宅建の難易度についてはこちらの記事をご参照ください。
2-1-3. 過去問の有効性
過去問が有効であるかどうかを知るのは、勉強方法を考えるためです。
例えば、過去問があまり有効でない(過去問の流用がない)場合、テキストで学ぶというインプットが中心の勉強になります。
反対に、過去問が有効(過去問の流用が多い)場合、過去問を解くというアウトプット中心の勉強になります。
宅建は過去問が有効である試験です。
過去に出題された問題が繰り返し使われる試験です。
ですので、過去問を解くというアウトプット中心の勉強をすべき試験です。
2-2. 主観的に宅建という試験を知る
知識0から独学で宅建に合格するための勉強戦略の2つ目は、『主観的に宅建という試験を知る』です。
具体的には次の2つことを知る必要があります。
なぜこれら2つの情報が必要なのかを説明していきます。
2-2-1. 勉強方法
勉強方法を知るのは、使用するテキストや勉強の進め方を知り、効率よく勉強していくためです。
同じ時間を勉強しても間違った勉強方法ですと合格には近づきません。
勉強方法は自分に合うかどうか、主観的なものです。
色々調べてあなたに合った勉強方法を見つけてください。
私が行った勉強方法についてはこちらの記事で述べていますので、よろしければご覧ください。
2-2-2. 勉強時間
勉強時間を知るのは、次に紹介する勉強計画を立てるためです。
合格のために必要な勉強時間を知ることで、自分がいつから勉強を始めるのかを決めます。
勉強時間は人によってバラバラです。
その人の能力によりますので、主観的なものです。
それでも一例を挙げますと、宅建に必要な勉強時間は300~400時間です。
勉強時間についてはこちらの記事で述べていますので、よろしければご覧ください。
2-3. 勉強計画を立てる
知識0から独学で宅建に合格するための勉強戦略の3つ目は、『勉強計画を立てる』です。
勉強計画を立てるといっても、綿密に立てる必要はありません。
ざっくりで構いません。
具体的には、次の2つだけを決めます。
2-3-1. 勉強を始める時期
勉強を始める時期を決める方法は次の通りです。
① 宅建に必要な勉強時間を把握する
➁ 自分が1日当たり何時間勉強するか決める
➂ 試験日から勉強開始時期を逆算する
上記3つについて詳しく説明していきます。
① 宅建に必要な勉強時間を把握する
宅建に必要な勉強時間は300~400時間と言われています。
試験勉強は予想以上に時間がかかります。
ですので、上限の400時間かかると仮定します。
➁ 自分が1日当たり何時間勉強するか決める
あなたは1日に何時間勉強できますか?
勉強を始める前に自分が1日あたり何時間勉強できるか、勉強するか決めなければなりません。
➂ 試験日から勉強開始時期を逆算する
宅建の試験は10月の第3日曜日です。
ですので、来年2024年は10月20日です。
例えば、あなたが1日当たり2時間勉強すると決めていたとします。
400時間÷2時間で200日(約7カ月)かかりますので、2024年3月中旬から宅建の勉強を始めなければなりません。
あなたが1日当たり3時間勉強すると決めていたら、133日(約4.5ヶ月)かかりますので、2024年6月初旬から宅建の勉強を始めなければなりません。
このようにして試験日から勉強開始時期を逆算します。
2-3-2. 勉強する流れ
勉強を始める時期を決めたら、勉強をする流れを決めます。
例を2つ挙げます。
【例①】
1. テキストを1周する
2. 問題集を1周する
3. 過去問を10年分解く
【例➁】
1. 問題集を1周する
2. 過去問を10年分解く
3. テキストを1周する
例①も例➁も勉強する内容・量は全く同じです。
しかし、自分に合っていない方法で勉強をすると知識の定着が違ってきます。
したがって、合格するかどうかが変わってきます。
私の場合、例①に近い方法で勉強をしました。
例➁ではおそらく合格はできていませんでした。
知識0の状態の人はまずテキストを1周することをおすすめします。
2-4. テキスト・問題集は1冊に絞る
知識0から独学で宅建に合格するための勉強戦略の4つ目は、『テキスト・問題集は1冊に絞る』です。
難関資格を除けば資格試験に必要なテキスト・問題集は1冊で十分です。
なぜならば、テキスト・問題集1冊で合格に必要な内容を網羅しているからです。
テキスト・問題集を数冊買うと1冊に割ける時間が少なくなります。
すると、どのテキスト・問題集も身につかないといった事態になるかもしれません。
それよりは、1冊のテキスト・問題集に時間を割き、内容を完璧にした方が合格に近づきます。
2-5. 過去問を完璧に解けるようにする
知識0から独学で宅建に合格するための勉強戦略の5つ目は、『過去問を完璧に解けるようにする』です。
なぜならば、宅建は過去問と同じような問題が多く出題されるからです。
過去問を完璧に解けるというのが5つの勉強戦略で1番重要なことです。
“完璧に解ける”というのは”同じ問題”が出題されたときに解けるという意味ではありません。
“同じような問題”が出題されたときに解けるという意味です。
宅建は過去問と”同じ問題””ではなく、見方を変えた”同じような問題”が多く出題されます。
同じような問題の例を次に挙げます。
(令和3年10月出題)
(令和2年12月出題)
令和3年も令和2年の問題も同じ『法定相続』について出題されています。
しかし、家族構成が変わっています。
法廷相続は家族構成によって受け取れる金額が変わってきます。
ですので、法定相続についてしっかり理解していないと解けないようになっています。
このように宅建では、”同じような問題”が多く出題されます。
“同じような問題”を解けるというのが、過去問を完璧に解けるという意味です。
繰り返しになりまずが、過去問を完璧に解けるというのが5つの勉強戦略で1番重要です。
まとめ
知識0から独学で宅建に一発合格するための5つ勉強戦略は次の通りです。
- 客観的に宅建という試験を知る
- 主観的に宅建という試験を知る
- 勉強計画を立てる
- テキスト・問題集は1冊に絞る
- 過去問を完璧に解けるようにする
宅建士は決して難しい資格ではありません(簡単な資格でもありません)。
しっかりした勉強戦略を立てることができれば十分合格できます!
この記事があなたの合格に少しでも役に立つことができれば本望です。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました♪
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