【社会人1年目におすすめ】貯金力のつけ方！『年収200万円からの貯金生活宣言』

私は社会人1年目の始め頃、月給(20万円)のほぼすべてを使い切っていました。
(研究の反動で、遊んでばかりいましたので・・・)
このままではいけないと思ったときに読んだのが
『年収200万円からの貯金生活宣言 (横山光昭)』でした。

著者は家計再生コンサルタントの横山光昭さん。
8,000人の貯金ゼロ家計を再生されたすごい方です。

この記事では1年目の私の貯金ペースが
月0円⇒月50,000円
になった経験を踏まえ、参考になった4点を紹介していきます。

お金を貯めるためには『支出を減らす』

お金を貯めるためにはどのような方法があるでしょうか?
多くの人が納得する方法としては、大きく2つが考えられます。

①収入を増やす
➁支出を減らす

貯金＝収入-支出
なのですから当然といえば当然です。

例えば月2万円貯金するなら①と➁、どちらの方法が簡単か考えてみましょう。

まず「①収入を増やす」

会社によって違うとは思いますが
月々の収入は大まかに基本給、時間外手当(残業手当)、資格手当、通勤手当、住宅手当、家族手当などで構成されていますね。

会社員にとって、時間外手当は別にして
基本給、資格手当等で収入を上げるには長い月日がかかります。

では、アルバイトなどの副業をしますか？
時給が1,000円と仮定すると、月2万円稼ごうと思ったら
1,000円/時間 × 20時間 =20,000円
20時間も働かなければなりません。

通常の仕事にプラスして、です。
私は絶対嫌ですし、多くの人も避けたいことでしょう。

ですので、今すぐ貯金をする、もしくは増やすためには
「①収入を増やす」 は難しいと言わざるを得ません。

本書でも「支出を減らすがベスト」と述べられています。

お金を貯めるには『貯める理由をはっきりさせる』

おそらく、つかた君みたいな人は多いと思います。

私自身もなんとなく将来が不安で貯金したいと思っていました。
漠然と思っていただけですので、全然貯まらなかったのですが・・・

本書でも

ほとんどの方が貯める目的を持たず、漠然とした不安を、
貯金によって打ち消そうとしているだけなのです。
意志や希望を持たないまま、何となく貯金に取りかかっている・・・
だから、貯められないのです。

ぐざぁぁぁぁっときました！

まさに私のことではないですか！

ただ、『ほとんどの方』と書いてありましたので、
きっとあなたもそうなのでしょう
(違っていたら、すみません)

上記の具体例として挙げられていたのが

・ここ数カ月でなるべく多くお金を残したいというAさん
・３カ月後に一眼レフデジカメを買うために8万円を貯めようとするBさん

どちらが貯まるかという問いです。

わかりますよね？

そう、Bさんのほうが貯まります。

このように目標を持つという工夫が大事なのです。

私も海外旅行に行くために、
6か月間で30万円貯めるという目標を設定したおかげで、
無事、貯めることができました！

目標がどうしても見つからない、あなた
そんなあなた向けに本書にはこう書いてあります。

今、貯金にがんばっているあなたがお金を持つことにより、
これからのあなたの可能性や選択枠が広がる。
だから、貯めてほしい。
将来への不安ではなく、未来の自分の可能性のために貯める。

『不安』という後ろ向きな考えではなく、
『未来の可能性』という前向きな考えということですね。

お金を貯めるには『固定費を減らす』

本書で紹介されている無駄な固定費ワースト10は

1位 ムダな会話やメールのもととなる携帯電話代
2位 意味のない飲み会の交際費
3位 ぜいたくなまでの食費
4位 保障内容も知らない高額な生命保険料
5位 不健康のもととなるタバコ・お酒などの嗜好品
6位 近所をうろつくための車のローン・ガソリン代
7位 意味のない飲み会の帰りのタクシー代
8位 毎日の高カロリーな外食ランチ
9位 自分の口座なのに下ろすたびに引かれるATM手数料
10位 惰性で買う雑誌やマンガ

『1位 携帯電話代』
『2位 交際費』
『7位 タクシー代』

まさに私のことでした・・・

月の携帯電話代は15,000円
1回の飲み代は20,000円程度
3時4時まで飲んでいたので、帰りのタクシー代 4,000円

きっと、あなたにも当てはまる項目がいくつかあるはずです。

私は固定費を削減すべく

携帯料金の見直し、タブレットの解約を行い、
月々の携帯代は
15,000円⇒4,000円に

2次会に行かなくなり、
1回の飲み代は
20,000円⇒10,000円に

バスがある時間に帰るようになり、
交通費は
4,000円⇒500円に

月に2回は飲みに行っていましたので、
これだけで月に約40,000円削減することができました。

お金を貯めるには『「浪費」「消費」「投資」で使い方をイメージする』

『浪費』とは意味のない交際費やギャンブルなど生活に必要でなく、無意味な使い方のことです。
『消費』とは食料や住居費、交通費などの生活に必要なものです。
『投資』とは投資信託や貯蓄など将来の自分のためになる使い方のことです。

私は家計簿を用いて、7年間
『消費』としてお金を払ったものは黒で
『浪費』としてお金を払ったものは赤で
『投資』としてお金を払ったものは青で
書き続けています。

このおかげで商品を購入する際にそれが

『消費(黒)』なのか
『浪費(赤)』なのか
『投資(青)』なのか

自然にイメージできるようになり、
浪費を減らすことができています。

まとめ

この記事で紹介した内容は
『年収200万円からの貯金生活宣言』
の一部の内容ですので、

このようなあなたにぜひ読んでもらいたい一冊です！