おすすめ小説ランキング ベスト20 後編(10位~1位) - ラプラスの本

おすすめ小説ランキング ベスト20 後編(10位~1位)

小説
スポンサーリンク


つかた
つかた

ラプラスさんは300冊以上の小説を読んだと思うのですが、
おすすめの小説はありますか?

ラプラス
ラプラス

嬉しい質問だね!
では、『おすすめ小説ランキング ベスト20を発表しよう♪』


私は小説を読むことが好きで、少なくとも300冊以上の小説を読んだことがあります。
本当に世の中には素晴らしい小説が数多くあります。
今回は私が読んだ小説の中からあなたにおすすめの小説をランキング形式で紹介します。
あなたの琴線に触れる小説が一冊でもあることを切に祈っております。





『おすすめ小説ランキング ベスト20 前編(20位~11位)』はこちらの記事を参照ください。



第10位 『幻庵』(百田 尚樹)





あらすじ

幕末前夜、囲碁に果てしない大望を抱いた男がいた。
「古今無双の名人になる」――この男、服部立徹(はっとり・りってつ)、幼名・吉之助(きちのすけ)こそ、後に「幻庵(げんなん)」と呼ばれ、囲碁史にその名を燦然と輝かせる風雲児だった。
鎬を削るは、本因坊家の丈和(じょうわ)、安井家の桜井知達(さくらい・ちたつ)ら。
囲碁の天才たちによる、触れれば血が噴き出るような熱き激闘、その歴史の幕が上がる!

amazon



ラプラスの一言感想

囲碁に人生をかけた人々の壮絶な人生を味わえる作品です。
私は囲碁を全く知りませんが、楽しめました。
昔の人は文字通り命がけで碁を打っていたのを実感できます。
この本を読むと、自分の努力がまだまだであることを感じ、さらなる高みを目指したいと思えます。
ぜひ、今現在目標に向かって努力されているあなたに読んでほしい一冊です。



第9位 『余命10年』(小坂 流加)



あらすじ

20歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。
笑顔でいなければ周りが追いつめられる。
何かをはじめても志半ばで諦めなくてはならない。
未来に対する諦めから死への恐怖は薄れ、淡々とした日々を過ごしていく。
そして、何となくはじめた趣味に情熱を注ぎ、恋はしないと心に決める茉莉だったが……。
涙よりせつないラブストーリー

amazon



ラプラスの一言感想

重い重い小説です。
もし、自分が余命10年ならどう過ごすだろうと考えさせられる作品です。
本書の一文に、「いつだってわたしはわかっていた。いつか全部できなくなる日のことを。だから当たり前のことにも感謝して過ごそうと心がけていた。」というのがあります。
当たり前に過ごせることが幸せであることを実感できる小説です。
心が沈んだ時に読んでほしい一冊です。



第8位 『神様のカルテ』(夏川 草介)



あらすじ

栗原一止(いちと)は信州にある「24時間、365日対応」の病院で働く、29歳の内科医。
ここでは常に医師が不足している。
専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を3日取れないことも日常茶飯事だ。妻・ハルに献身的に支えられ、経験豊富な看護師と、変わり者だが優秀な外科医の友人と助け合いながら、日々の診療をなんとかこなしている。

そんな一止に、母校の医局から誘いの声がかかる。
大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。
最先端の医療を学ぶこともできる。
だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。
悩む一止の背中を押してくれたのは、死を目前に控えた高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった…。

日本中の書店員が感涙し、発売1年足らずで映画化が決まった大ヒット小説。
映画では櫻井翔さんと宮崎あおいさんが、初の夫婦役で競演!

amazon



ラプラスの一言感想

主人公(栗原一止)が患者を助けるために一生懸命働くシーンに心打たれる作品です。
医者はかくあるべきだと思える作品です。
医者だから一生懸命働くのは当たり前と思ってしまいますが、よくよく考えると自分自身も一生懸命仕事をしなければならないと思えてきます。
ぜひあなたも主人公の生きざまをを見て(読んで)何かを感じてほしいです。



第7位 『君の膵臓をたべたい』(住野 よる)



あらすじ

偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。
病病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。

引用:amazon


ラプラスの一言感想

ラストは涙腺崩壊必至です。
主人公はヒロイン(桜良さくら)の「共病文庫(秘密の日記帳)」を読むのですが、その内容が感動的です。
何気ない日常を一生懸命生きていこうと思える作品です。
心揺さぶられる小説を読みたいあなたにおすすめです。



第6位 『さよならの代わりに』(貫井 徳郎)



あらすじ

「私、未来から来たの」。
劇団「うさぎの眼」に所属する駆け出しの役者・和希の前に一人の美少女が現れた。
彼女は劇団内で起きた殺人事件の容疑者を救うため、27年の時を超えて来たというのだ!
彼女と容疑者との関係は? 和希に近づく目的は?
何より未来から来たという言葉の真意は?
錯綜する謎を軽妙なタッチで描く青春ミステリ。

amazon


ラプラスの一言感想

読むのに熱中して大学の講義に遅れそうになった思い出の作品です。
貫井徳郎さんの小説には珍しく、恋愛要素が入っています。
ラストは本当に切ないです・・・
切ない作品を読みたいあなたにおすすめです。



第5位 『フォルトゥナの瞳』(百田 尚樹)



あらすじ

その若者には、見たくないものが視えた。
他人の「死」が。「運命」が――。
本屋大賞受賞後初の長編小説、遂に刊行!
幼い頃に両親と妹を亡くした木山慎一郎には、友人も恋人もいない。
一日中働き夜寝るだけの日々。
夢も自信も持てない孤独な人生だった。その日までは――。
ミリオンセラーを連発する著者が、満を持して選んだテーマは「愛」と「死」と「選択」を巡る、人間の「運命」の物語。大切な人の「死」が見えたとき、あなたなら、どうしますか?

amazon


ラプラスの一言感想

先が気になり過ぎて一気読みし、寝不足になった小説です。
主人公は人の「死」が見えるため、他人を救っていくのですが、救うことで自分の寿命を縮めていきます。
一度は、他人と関わるのを止めようとするのですが、大切な人の「死」が見えてしまいます。
自分の命か、大切な人の命か、結論の出ない難しい選択を迫られます。
これには共感しました。
同時に、人生は未来がわからないから生きていけるのかなとも思いました。
もし、自分の人生の終わりの日を知っていたなら、普通の精神状態では生きていけないでしょう。
未来がわからないからこそ人は選択を悩むのですが、それは良いことな気がします。
今日を大切に生きようと感じられる小説です。
気分が沈んでいるあなたにおすすめしたい一冊です。



第4位 『壁の男』(貫井 徳郎)



あらすじ

北関東の小さな集落で、家々の壁に描かれた、子供の落書きのような奇妙な絵。決して上手いとは言えないものの、その色彩の鮮やかさと力強さが訴えかけてくる。
そんな絵を描き続ける男、伊苅にノンフィクションライターの「私」は取材を試みるが、寡黙な彼はほとんど何も語ろうとしない。
彼はなぜ絵を描き続けるのか――。
だが周辺を取材するうちに、絵に隠された真実と、孤独な男の半生が次第に明らかになっていく。
抑制された語り口ながら、読了後に感動が待ち受ける傑作長編。

amazon


ラプラスの一言感想

ラストですべての謎が明かされ、胸が締め付けられるような痛みを覚えます。
なぜ主人公が絵を描き続けるのか、その切ない理由に涙します。
本当に素晴らしい作品です。
そして、心に残るような文章も多くあります。
その中の1つを紹介します。
「才能の有無で人の価値は決まらず、何をしたかが大事」
ミステリーとして楽しめただけではなく、私に人生の教訓を教えてくれた作品です。
1人でも多くの人に読んでもらいたい至高の作品です。



第3位 『幻夜』(東野 圭吾)



あらすじ

おまえは俺を殺した。俺の魂を殺した――

1995年、阪神淡路大震災。その混乱のまっただ中で、衝動的に殺人を犯してしまった男。
それを目撃していた女。二人は手を組み、東京に出ていく。
女は、野心を実現するためには手段を選ばない。
男は、女を深く愛するがゆえに、彼女の指示のまま、悪事に手を染めていく。
やがて成功を極めた女の、思いもかけない真の姿が浮かびあがってくる。
彼女はいったい何者なのか――謎が謎を呼び、伏線に伏線が絡む。
驚愕のラストシーンまで一気呵成の読みごたえ。
ミステリーの醍醐味にあふれた傑作大長編。
あの名作『白夜行』の興奮がよみがえるミリオンセラー。

amazon


ラプラスの一言感想

魔性の女の物語。
魔性の女が頭脳と容姿を武器に、周りを利用してのし上がっていくシーンは見事です。
よくここまで残酷になれるなと感心します。
この女性の次の行動が気になり過ぎて一気に読んだ小説です。
『白夜行』を読んだなら、必ず読んでほしいです。



第2位 『追憶のかけら』(貫井 徳郎)



あらすじ

600ページを一気読み!!!
どんでん返しは
何回あるのか!?
終戦直後と現代が複雑に絡み合う驚愕と感動のミステリ巨編!
話が四転五転六転する!? 絶望の泥沼からの脱出!
事故で妻を喪い、失意のどん底にいた大学講師・松嶋は、自殺した作家の未発表手記を入手。離れ離れになった娘と一緒に暮らすために、作家の自殺の真相を究明し、名を上げようとするが……。
複雑に絡み合った謎の果てに辿り着いた真実とは?

amazon


ラプラスの一言感想

いったい何度どんでん返しがあるのか!というくらいどんでん返しがある作品です。
私はどんでん返しがある作品が好きなので『追憶のかけら』が堂々の1位です。
未発表手記と現在の話で2冊分楽しめる作品です。
ラストの妻からの手紙は感動必至です!
どんでん返しがある作品が好きなあなたにおすすめです。



第1位 『白夜行』(東野 圭吾)



あらすじ

愛することは「罪」なのか。それとも愛されることが「罪」なのか。
1973年、大阪の廃墟ビルで質屋を経営する男が一人殺された。
容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りしてしまう。
被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいくことになるのだが、二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪の形跡。
しかし、何も「証拠」はない。そして十九年の歳月が流れ……。
伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。
壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作。

amazon


ラプラスの一言感想

至高の小説。
私は世の中にあるすべての小説を読んだことはありませんが、この小説を超える作品は世の中にないのではないか、と思うくらい素晴らしい小説です。
描写が見事で、亮司と雪穂の内面が全く描かれていないにもかかわらず、2人が何を考えているか何となくわかります。
伏線回収も本当に良かったです。
何か面白い小説はないかな~と思っているあなた!
ぜひ『白夜行』を一度読んでみてください!
損はさせません!



おすすめ小説ランキング ベスト20 後編(10位~1位) まとめ


  • 第1位 『白夜行』(東野 圭吾)
  • 第2位 『追憶のかけら』(貫井 徳郎)
  • 第3位 『幻夜』(東野 圭吾)
  • 第4位 『壁の男』(貫井 徳郎)
  • 第5位 『フォルトゥナの瞳』(百田 尚樹)
  • 第6位 『さよならの代わりに』(貫井 徳郎)
  • 第7位 『君の膵臓をたべたい』(住野 よる)
  • 第8位 『神様のカルテ』(夏川 草介)
  • 第9位 『余命10年』(小坂 流加)
  • 第10位 『幻庵』(百田 尚樹)



私が読んだ小説の中からあなたにおすすめの小説をランキングの10位~1位までを紹介しました。
あなたの琴線に触れる小説はあったでしょうか?
一冊でもあったことを切に祈っております。


つかた
つかた

最後まで読んでいただき

ラプラス
ラプラス

ありがとうございました♪

『おすすめ小説ランキング ベスト20 前編(20位~11位)』はこちらの記事を参照ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました