おすすめ小説ランキング ベスト20 前編(20位~11位) - ラプラスの本

おすすめ小説ランキング ベスト20 前編(20位~11位)

小説
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つかた
つかた

ラプラスさんは300冊以上の小説を読んだと思うのですが、
おすすめの小説はありますか?

ラプラス
ラプラス

嬉しい質問だね!
では、『おすすめ小説ランキング ベスト20を発表しよう♪』


私は小説を読むことが好きで、少なくとも300冊以上の小説を読んだことがあります。
本当に世の中には素晴らしい小説が数多くあります。
今回は私が読んだ小説の中からあなたにおすすめの小説をランキング形式で紹介します。
あなたの琴線に触れる小説が一冊でもあることを切に祈っております。




第20位 『春期限定いちごタルト事件』(米澤 穂信)




あらすじ

小市民を目指す小鳩君と小山内さんのコミカル探偵物語。
小鳩くんと小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校1年生。
きょうも2人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。
それなのに2人の前には頻繁に奇妙な謎が現れる。
消えたポシェット、意図不明の2枚の絵、おいしいココアの謎、テスト中に割れたガラス瓶。名探偵面をして目立ちたくないというのに、気がつけば謎を解く必要に迫られてしまう小鳩くんは果たして小市民の星を掴み取ることができるのか?
新鋭が放つライトな探偵物語。

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ラプラスの一言感想

日常の謎を解いていく物語です。
ちょっとした謎を解いていく過程にワクワクします。
殺人事件が起こるわけではありませんので、殺人事件が苦手な方には特におすすめです。
何より小市民を目指す2人がかわいいです。
私も小市民になりたい!と思った一冊です。


第19位 『イノセントデイズ』(早見 和真)




あらすじ

正義は一つじゃないかもしれないけど、真実は一つしかないはずです。
放火殺人で死刑を宣告された田中幸乃。
彼女が抱え続けた、あまりにも哀しい真実――極限の孤独を描き抜いた慟哭の長篇ミステリー。
田中幸乃、30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺めた罪により、彼女は死刑を宣告された。
凶行の背景に何があったのか。
産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人など彼女の人生に関わった人々の追想から浮かび上がるマスコミ報道の虚妄、そしてあまりにも哀しい真実。
幼なじみの弁護士は再審を求めて奔走するが、彼女は……筆舌に尽くせぬ孤独を描き抜いた慟哭の長篇ミステリー。

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ラプラスの一言感想

切ない物語です。
田中幸乃の「もし、私を必要としてくれる人がいるんだとしたら、もうその人に見捨てられるのが怖いんです」という言葉は共感できます。
ぜひあなたにも田中幸乃の生きざま(死にざま?)を見て、何か感じてほしいです。
もう一度言いますが、本当に切ない物語です。



第18位 『天使の眠り』(岸田 るり子)



あらすじ

京都の医大に勤める秋沢宗一は、同僚の結婚披露宴で偶然、十三年前の恋人・亜木帆一二三に出会う。
不思議なことに彼女は、未だ二十代の若さと美貌を持つ別人となっていた。
昔の激しい恋情が甦った秋沢は、女の周辺を探るうち驚くべき事実を掴む。
彼女を愛した男たちが、次々と謎の死を遂げていたのだ…。
気鋭が放つ、サスペンス・ミステリー!

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ラプラスの一言感想

娘を思う、母親の愛情が感じられる小説です。
娘のためにここまでできるのか・・・と思いました。
また、亜木帆一二三が誰なのかというミステリー要素も楽しめる作品です。
気になってどんどんページをめくりました。



第17位 『人魚の眠る家』(東野 圭吾)



あらすじ

娘の小学校受験が終わったら離婚する。
そう約束した仮面夫婦の二人。
彼等に悲報が届いたのは、面接試験の予行演習の直前。
娘がプールで溺れたー。
病院に駆けつけた二人を待っていたのは残酷な現実。
そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。

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ラプラスの一言感想

私の死生観を揺さぶった作品です。
私はこの小説を読むまで脳死は人の死だと考えていました。
しかし、もし自分の身内が同じように心臓は動いているのに脳死状態であったら、それを受けいられるだろうか甚だ疑問に感じました。
おそらくこの母親と同じように受け入れられないのではないだろうかと思いました。
人の死について考えさせられる作品です。
ぜひ、1人でも多くの人に読んでもらいたい小説です。



第16位 『容疑者Xの献身』(東野 圭吾)



あらすじ

運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。
東野圭吾作品読者人気ランキング第1位。累計220万部突破、直木賞受賞の大ベストセラー。
天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘の美里と暮らす隣人の花岡靖子に秘かな想いを寄せていた。
ある日、靖子の前夫・富樫が母娘の居場所を突き止めて訪ねてきた。
金を無心し、暴力をふるう富樫を、靖子と美里は殺してしまう。
呆然とする二人を救うために、石神は完全犯罪を企てる。
だが皮肉にも、石神と帝都大学の同期であり、親友である物理学者の湯川学がその謎に挑むことになる。

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ラプラスの一言感想

最後まで読んだ時にこの小説の題名の意味がよくわかります。
好きな人を守るためにここまでするとは・・・
心が締め付けられるような小説です。
『容疑者Xの献身』という小説があるのは知っているけど、読んだことがないあなたにはぜひ読んでもらいたい小説です。


第15位 『Another』(綾辻 行人)




あらすじ

夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。
同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。
そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた!
この“世界”ではいったい何が起きているのか!? 

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ラプラスの一言感想

怖くてゾクゾクした小説です。
厄災のために毎月1人以上が死ぬのですが、その死に方がすさまじいです。
私の初めて読んだホラー小説ですが、怖いながらも謎が気になってどんどん読み進めた作品です。
ホラーとミステリーが好きなあなたにおすすめです。



第14位 『イニシエーション・ラブ』(乾 くるみ)




あらすじ

話題沸騰の二度読みミステリー!
松田翔太と前田敦子が共演し、堤幸彦監督で映画化された話題作。
僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて……。
バブルにわく1980年代後半の世相や流行を背景に、甘美でときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説——―と思いきや、最後から2行目(絶対に先に読まないで! )で、本書は全く違った物語に変貌する。

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ラプラスの一言感想

気をつけていたけど、騙されました。
二度読み必須です!
明かされる真実に驚くこと間違いなしです。
伏線回収も見事でした。ネタバレができないのが残念なくらいです。
叙述トリックの最高傑作です。



第13位 『ダークゾーン』(貴志 祐介)




あらすじ

暗闇の中、赤い怪物として目覚めたプロ棋士を目指す塚田は、「青の軍勢」と戦えと突然命じられる。
周囲には、やはり怪物と化した恋人や友人たちが、塚田が王将(キング)となった「赤の軍勢」の駒として転生していた。
将棋のようなルールのもと、特殊能力を駆使し、知恵と駆け引きで敵の王将を狙う「赤VS青」、異形同士の七番勝負が始まった。
異次元空間(ダークゾーン)で繰り広げられる壮絶な“対局”の行方は? 
そして、この戦いの本当に意味とは?
慟哭の真実が待ち受ける衝撃のゲームバトルが始まる!

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ラプラスの一言感想

知恵と駆け引きで勝負するシーンにワクワクドキドキしました。
私は知力を駆使して戦う物語が好きですので、楽しめた小説です。
七番勝負ですので、飽きるかと思いきや、戦術が洗練されてきて尻上がりに面白くなります。


第12位 『クローズド・ノート』(雫井 脩介)




あらすじ

堀井香恵は、文具店でのアルバイトと音楽サークルの活動に勤しむ、ごく普通の大学生だ。
何か物足りない思いを抱えたまま日々を過ごしていた彼女は、ある日、自室のクローゼットで、前の住人が置き忘れたと思しきノートを見つける。
そのノートが開かれたとき、香恵の平凡な日常は大きく変わり始めるのだった。──小さな偶然が導く運命的な出会い。
憧れと共感。読み終えた後も温かい余韻がいつまでも醒めない、極上の感動作。

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ラプラスの一言感想

心温まる小説です。
大学生に読んでほしい一冊です。
余談ですが、この小説を読んで万年筆が気になって気になって本気で買おうかと思った作品です。
未だに万年筆が欲しいと思っています。



第11位 『レインツリーの国』(有川 浩)



あらすじ

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。
共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。
まして、ネット内時間は流れが速い。
僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。
だが、彼女はどうしても会えないと言う。
かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった――。

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ラプラスの一言感想

優しい物語です。
ヒロイン(障碍者)と主人公(健常者)がぶつかりながらもお互いを理解していくシーンは大変よいです。
ヒロイン(障碍者)が前を向いて成長していく過程は心温まります。
身近に障碍者がいない人にはぜひ読んでもらいたい一冊です。
世の中から差別がなくなることを切に願います。

※個人的には健常者も障碍者もいないと思っています。一般的に言われる障碍者がいるのは科学が発展していないからだと思っています。というのも、科学が発展すれば目が悪いことや耳が聞こえないことを改善できると信じているからです。実際、科学の進歩のおかげで、かなり目が悪い私でも、日常生活に支障はありません。



おすすめ小説ランキング ベスト20 前編(20位~11位) まとめ


  • 第11位 『レインツリーの国』(有川 浩)
  • 第12位 『クローズド・ノート』(雫井 脩介)
  • 第13位 『ダークゾーン』(貴志 祐介)
  • 第14位 『イニシエーション・ラブ』(乾 くるみ)
  • 第15位 『Another』(綾辻 行人)
  • 第16位 『容疑者Xの献身』(東野 圭吾)
  • 第17位 『人魚の眠る家』(東野 圭吾)
  • 第18位 『天使の眠り』(岸田 るり子)
  • 第19位 『イノセントデイズ』(早見 和真)
  • 第20位 『春期限定いちごタルト事件』(米澤 穂信)



私が読んだ小説の中からあなたにおすすめの小説をランキングの20位~11位までを紹介しました。
あなたの琴線に触れる小説はあったでしょうか?
一冊でもあったことを切に祈っております。



つかた
つかた

最後まで読んでいただき

ラプラス
ラプラス

ありがとうございました♪





『おすすめ小説ランキングベスト20 後編』はこちらの記事です。

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