ラプラスさ~ん
今度社員旅行で海外に行くのですが
飛行機に乗るのが怖いです~
そんなつかた君には
『旅客機の秘密』を紹介しよう♪
- 飛行機に乗るのが怖いあなた
- 飛行機に乗るのが100倍楽しくなりたいあなた
- 飛行機についてもっと知りたいあなた
本書『旅客機の秘密(日本博学倶楽部)』は
あなたが知っているようで知らない71の疑問に答えた本になっています。
私は海外旅行好きでありながら
飛行機が大の苦手
毎回のフライト時には遺書を書いとけばよかったかなと思うほどです。
出発直前には心拍数が急上昇し、手のひらの汗がすごく出ます。
特に離陸前の加速が大の苦手です。
毎回命がけ
実際の飛行機がとても安全な乗り物であることは重々承知しておりますが、
怖いものは怖いのです。
ちなみに、飛行機が落ちる心配をするのは『行動経済学』で説明ができるようです。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
本書『旅客機の秘密(日本博学倶楽部)』を購入したのは
飛行機が苦手なのは飛行機について無知だからだ
と考え、少しでも飛行機について知ろうと思ったからです。
もし、あなたも同じように思っているならおすすめの一冊です。
そもそも飛行機が飛べるのはなぜ?
ラプラスさ~ん
そもそも飛行機ってなぜ飛べるんですか~
ズバリ!『エンジンと翼に秘密がある』からさ♪
私はどうしても、あんな鉄の塊(実際はアルミニウム合金です)が
空を飛ぶとは信じられませんでした。
体重60kgの人間が空を飛べないのに
300トン以上の飛行機が飛べるはずがありません。
実際に飛んでいるのを見ても不思議で不思議でたまりませんでした。
飛行機は揚力を得るために滑走路を高速で飛行する。
速度が時速250~300kmに達すると翼にかかる揚力によって
飛行機の機体が浮上する。
【揚力とは】
飛行機の翼は下面よりも上面のほうが空気の流速が速くなる形状をしている。
すると上面の気圧は下面よりも低くなる。
それによって下から上への力、揚力が発生する。
揚力は飛行機の速度に応じて大きくなり、
揚力の大きさが飛行機にかかる重力を上回ると機体が浮かぶのである。
あの離陸直前の恐怖の加速には意味があったようです。
飛行機は時速250km以上にならないと浮上しないようです。
乗客を恐怖に落とし入れる嫌がらせではなかったのですね(冗談です)
加速の理由がわかってからは、少しだけ、少しだけですが
加速への恐怖が和らぎました。
一番変わったことは
毎回の加速時に
「早く250km/h に達しろ達しろ」
と念じるようになったことですね。
着陸時の「ドシン」はパイロットが未熟だから?
ラプラスさ~ん
着陸時の「ドシン」という衝撃が
どうしても苦手です。
パイロットの技術不足ですか~
ズバリ!『技術不足ではない』だね♪
私は離陸以外にも着陸時の「ドシン」という衝撃が苦手です。
本気でパイロットの技術不足ではないかと疑っていました。
乗る飛行機によっては、ほとんど衝撃がなくて着陸しますので。
しかし、どうやらパイロットの技術不足のせいとは限らないようです。
(着陸から停止までの)一連のブレーキシステムは車輪に大きな荷重が
かからないと作動しないようになっている。
そこで、雨や雪など、悪天候で路面が滑りやすい状態の時は、
通常よりも機首を上げて侵入し、
車輪を強く地面に押しつけるように接地することになる。
そのため、着陸時の衝撃が大きくなるというわけである。
これには納得しました。
飛行機メーカーのマニュアルにも滑走路が滑りやすい場合には
衝撃を与えて接地することが書かれているようです。
このことを知ってから、着陸に対する恐怖は
かなり和らぎました。
飛んでいるときに「ガタガタ」と飛行機が揺れるのはなぜ?
ラプラスさ~ん
飛行機が飛んでいるときに急に
「ガタガタ」揺れるのはなぜですか~
苦手です~
ズバリ!『積雲のせい』だね♪
10時間以上のフライトですと、何度も何度も
「ガタガタ」「ガタガタ」という揺れを経験しますね。
私はそのたびに
「ああ~ 落ちる、落ちる~」
と思ってしまいます。
しかし、不思議でした。
なぜそれまで静かに飛んでいた飛行機が急に揺れるのか。
雲の中に入った途端、「ガタガタ」と揺れだすことがある。(中略)
これは「積雲」と呼ばれる雲のなかに入ったためである。
積雲は、(中略)気流の乱れが激しく、(中略)
翼全体に上向きや下向きの異なる力が加わるため、
翼がよじれて震えてしまうのだ。
どうやら積雲の中に入ってしまうことが原因のようです。
できるだけ積雲や積乱雲を避けて飛行しているようですので、
飛行中揺れても
「積雲の中か~、仕方がないか~。我慢我慢」
と少しは思えるようになりました。
事故の7割が発生する「魔の11分」とは?
ラプラスさ~ん
飛行機事故っていつ起きやすいんですか?
ズバリ!『離着陸時の11分間』だね♪
飛行機事故の7割が集中する「魔の11分」と呼ばれる時間がある。
その11分間とは、離陸直後の3分間と着陸直前の8分間だ。(中略)
とくに難しいといわれるのが離陸だ。
離陸時は加速から離陸まで、わずか40秒ほどのあいだ
さまざまな操作を行わなければならない。
『魔の11分』・・・
恐ろしい言葉です。
飛行機が大の苦手な私が「魔の11分」という言葉を知れたのは大きかったです。
なぜならば、離陸直後の3分と着陸直前の8分だけ緊張すればいいとわかったからです。
それまでは10時間のフライトなら、基本的に起きている間
ずっと緊張していました。
離陸直前ほどでないにしろ、心拍数は常に上がったままです。
機体がちょっとでも揺れようものなら、心拍数が跳ね上がっていました。
そんな緊張状態が続くので、
空港に着いた時には、疲労困憊でした。
今は加速直前に時計を見て、3分経つのをじっとこらえています。
着陸時にも着陸態勢に入る前に時計を確認し、着陸するまでじっとこらえています。
これにより以前ほど空港に着いたときに
体力と精神力を消耗することがなくなりました。
本当に良かったです。
まとめ
- 飛行機が空を飛べるのは「エンジン」と「翼」に秘密があるから
- 着陸時の衝撃には意味がある
- 飛行中の揺れは積雲のせい
- 事故が発生しやすい「魔の11分」がある
本書は他にも
- コクピットで働くための意外なルール
- 知られざる客室業務の仕組み
- フライトトラブルの秘密
について書いてあります。
飛行機に乗るのが怖いあなた
飛行機に乗るのが100倍楽しくなりたいあなた
そんなあなたに『旅客機の秘密』はおすすめの一冊です。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました♪
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