ラプラスさんはどんな小説が好きですか?
『涙が出るくらい感動できる小説』だね♪
そうなんですね~
何かおすすめの小説はありますか?
では、『涙腺崩壊必至の小説ランキング ベスト5』を紹介しよう!
私は小説を読むことが好きで、少なくとも300冊以上の小説を読んだことがあります。
特に、『涙が出るくらい感動できる小説』が好きです。
感動で胸が熱くなる、小説の醍醐味だと思っています。
今回は私が読んだ小説の中から涙腺崩壊必至の小説をランキング形式で紹介します。
第5位 『レインツリーの国』(有川浩)
あらすじ
きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。
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共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。
まして、ネット内時間は流れが速い。
僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。
だが、彼女はどうしても会えないと言う。
かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった――。
ラプラスの一言感想(一部ネタバレ含みます)
優しい物語です。
ヒロイン(障碍者)と主人公(健常者)がぶつかりながらもお互いを理解していくシーンは大変よいです。
ヒロイン(障碍者)が前を向いて成長していく過程は心温まります。
身近に障碍者がいない人にはぜひ読んでもらいたい一冊です。
世の中から差別がなくなることを切に願います。
※個人的には健常者も障碍者もいないと思っています。一般的に言われる障碍者がいるのは科学が発展していないからだと思っています。というのも、科学が発展すれば目が悪いことや耳が聞こえないことを改善できると信じているからです。実際、科学の進歩のおかげで、かなり目が悪い私でも、日常生活に支障はありません。
第4位 『ツナグ』(有川浩)
あらすじ
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。
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突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。
それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。
心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。
ラプラスの一言感想
もしも、亡くなった人にもう一度会えるとしたら私は誰に会うだろうかと考えた作品です。
誰かが亡くなったときに会いたいと思わないように、その人が生きている今を大切に生きなければならないと思いました。
短編小説ですので、読みやすいです。
特に、亡くなった人にもう一度会いたいと思っているあなたにおすすめです。
第3位 『生きてさえいれば』(小坂流加)
あらすじ
「生きていなくちゃ、悲しみや絶望は克服できないのよ」――大好きな叔母・春桜(はるか)が宛名も書かず大切に手元に置いている手紙を見つけた甥の千景(ちかげ)。
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病室を出られない春桜に代わり、千景がひとり届けることで春桜の青春の日々を知る。
春桜の想い人(秋葉)との淡く苦い想い出とは?
多くの障害があった春桜と彼の恋愛の行方と、その結末は?
ラプラスの一言感想
重い重い小説です。
この小説は小坂流加さんだからこそ書けたのだと思います。
というのも、小坂流加さんは病気で39歳の若さで亡くなったからです。
いったいどういう思いで小説を書いていたのか・・・
考えるだけで胸が締め付けられます。
本書の一文に「生きていれば。”本当の幸”を見つける旅が続けられる。」というものがあります。
生きていることのすばらしさ、尊さを心の底から感じられる作品です。
第2位 『余命10年』(小坂流加)
あらすじ
20歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。
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笑顔でいなければ周りが追いつめられる。
何かをはじめても志半ばで諦めなくてはならない。
未来に対する諦めから死への恐怖は薄れ、淡々とした日々を過ごしていく。
そして、何となくはじめた趣味に情熱を注ぎ、恋はしないと心に決める茉莉だったが……。
涙よりせつないラブストーリー
ラプラスの一言感想
この作品も重い重い小説です。
3位の『生きてさえいれば』と同じ小坂流加さんが作者です。
もし、自分が余命10年ならどう過ごすだろうと考えさせられる作品です。
本書の一文に、「いつだってわたしはわかっていた。いつか全部できなくなる日のことを。だから当たり前のことにも感謝して過ごそうと心がけていた。」というのがあります。
当たり前に過ごせることが幸せであることを実感できる小説です。
心が沈んだ時に読んでほしい一冊です。
第1位 『君の膵臓をたべたい』(住野よる)
あらすじ
偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
引用:amazon
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。
病病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。
ラプラスの一言感想
ラストは涙腺崩壊必至です。
主人公はヒロイン(桜良)の「共病文庫(秘密の日記帳)」を読むのですが、その内容が感動的です。
何気ない日常を一生懸命生きていこうと思える作品です。
心揺さぶられる小説を読みたいあなたにおすすめです。
涙腺崩壊必至の小説ランキング まとめ
- 第1位 『君の膵臓をたべたい』
- 第2位 『余命10年』
- 第3位 『生きてさえいれば』
- 第4位 『ツナグ』
- 第5位 『レインツリーの国』
あなたも読んでみたい小説はあったでしょうか?
惜しくも5位には入りませんでしたが、他にも『手紙(東野圭吾)』など素晴らしい作品は数多くあります。
ぜひあなたにも、涙腺崩壊必至の小説を読んでみてください。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました♪
『君の膵臓をたべたい』の書評はこちらの記事を参照ください。
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