ラプラスさ~ん
僕、最近気分が落ち込んでいます。
前向きになれる本はないですか?
ズバリ!
『超訳 ニーチェの言葉』を読むことを勧めるよ♪
どんな本なんですか~
この本を一言で言うと
『前向きになれるニーチェの言葉をまとめた本』だね♪
- 最近気分が落ち込んでいるあなた
- 楽しい人生を送りたいと思っているあなた
- 人生のバイブルを探しているあなた
本書『超訳ニーチェの言葉』の構成は
Ⅰ 己について
Ⅱ 喜について
Ⅲ 生について
Ⅳ 心について
Ⅴ 友について
Ⅵ 世について
Ⅶ 人について
Ⅷ 愛について
Ⅸ 知について
Ⅹ 美について
となっており、190ものニーチェの言葉が紹介されています。
本記事では、190のニーチェの言葉の中から私の琴線に触れた5つを紹介します。
ニーチェとは
ラプラスさ~ん
ニーチェってどんな人なのですか?
ズバリ!
『ドイツの哲学者』だね♪
amazonの著者紹介には次のように書かれています。
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(1844-1900)
ドイツの哲学者。1844年にプロセイン王国領ザクセンに牧師の子として生まれた。
amazon
ボン、ライプツィヒ両大学に学び、ワーグナーとショーペンハウアーに傾倒した。
若干24歳でスイス・バーゼル大学の古典文献学の教授となる。
1872年に処女作『悲劇の誕生』を発表。
1879年に大学を辞し、十年にも及ぶ漂白の中で執筆活動を続けるが、1889年に精神が崩壊、1900年にワイマールに没した。
ヨーロッパ思想への痛烈な批判、永劫回帰、力への意志など、その鋭く独自の思想により、ハイデッガーをはじめとする二十世紀の哲学思想に大きな影響を与えた。
本書を読むまでの私の中のニーチェは、批判ばかりした人物という印象しかありませんでした。
しかし、本書のニーチェの言葉を読むと、人の心に刺さるようなすばらしい言葉が多くありました。
私のニーチェに対する評価が上がったのが本書『超訳ニーチェの言葉』です。
では、改めて190のニーチェの言葉の中から私の琴線に触れた5つを紹介していきます。
190のニーチェの言葉の中から私の琴線に触れた言葉
人を喜ばせると自分も喜べる
人を喜ばせると自分も喜べる・・・
一瞬、私はこの言葉に疑問を抱きました。
相手が喜んだからといって、自分も喜べるのだろうかと思っていました。
しかし、よく考えるとその通りであると思い直しました。
あなたは人に親切をして、感謝されたとき、どう感じますか?
例えば、誰かが重い荷物を辛そうに運んでいるとき、あなたが代わりに運んだとします。
その際に、相手から「ありがとう」と言われたら、あなたはどう感じますか?
そう、多くの人はうれしい気持ちになりますよね。
『人を喜ばせると自分も喜べる』というわけです。
実はこれ、科学的にも正しいことです。
精神科医である樺沢紫苑さん著の『ストレスフリー超大全』によると幸福には3種類あるそうです。
その中の1つに、「オキシトシン」的幸福というものがあります。
これは人に親切をしたり、親切にされたりしたときに分泌されます。
つまり、『人を喜ばせると自分も喜べる』ということですね。
『ストレスフリー超大全』についてはこちらの記事を参照ください。
始めるから始まる
始めるから始まる・・・
短い文章ですが、本質をついていると思います。
何事も始めの一歩はなかなか踏み出せません。
メンタルコーチである大平信孝さん著の『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』によると人間の脳は生命維持のため、命に別条がないかぎり、できるだけ変化を避けて現状維持をしようとする防衛本能が働いているそうです。
つまり、人間は変化を嫌って新しいことを始められないようになっています。
ですので、この『始めるから始める』という言葉は、人間の本質をついていると思います。
何事も始めなければ始められません。
『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』の記事はこちらを参照ください。
人生を最高に旅せよ
人生を最高に旅をせよ・・・
ワクワクする言葉ですね。
この言葉の意味は、
人生を決まりきった事柄の繰り返しにするのではなく、すべてのことを明日からの日々に活用し、自分を常に切り開いて行く姿勢を持て
ということです。
すなわち、これが人生を最高に旅することになるというわけです。
どうしても私たちは、毎日毎日同じことの繰り返しになっていると思います。
変化のない日々を送っている人も多いと思います。
ぜひあなたも好奇心を持って動き、人生を最高に旅してみませんか❓
少しの後悔もない生き方を
少しの後悔のない生き方を・・・
よく聞く言葉ですね。
私もこの言葉だけ見たときは
「またか・・・」
と思いました。
しかし、この短い文章には続きがあります。
「今のこの人生を、もう一度そっくりそのまま繰り返してもかまわないという生き方をしてみよ」
正直、ここまでは考えたことがありませんでした。
「人生をそっくりそのまま繰り返してもかまわない生き方」という言葉は重いです。
心からそうした人生を送りたいと思いました。
絶えず進んでいく
絶えず進んでいく・・・
こうありたいものだと感じました。
本書では、続けて次のように書かれています。
「どこから来たか」ではなく、「どこへ行くか」が最も重要で価値あることだ。(中略)
超訳 ニーチェの言葉
過去にしがみついたり、下にいる人間と見比べて自分をほめたりするな。
夢を楽しそうに語るだけで何もしなかったり、
そこそこの現状に満足してとどまったりするな。
絶えず進め、より遠くへ。
より高みを目指せ。
「どこから来たか」ではなく、「どこへ行くか」重要である―
素晴らしい言葉だと思います。
過去は変えられません。
変えられるのは今だけです。
この言葉は現状に満足することなく、絶えず進んでいく決心を私にさせた思い出深い言葉です。
まとめ
私の琴線に触れた5つの言葉は次の通りです。
- 人を喜ばせると自分も喜べる
- 始めるから始まる
- 人生を最高に旅せよ
- 少しの後悔もない生き方を
- 絶えず進んでいく
最近気分が落ち込んでいるあなた
人生のバイブルを探しているあなた
最後まで読んでいただき
ありがとうございました♪
コメント