【知識0の人向け】FP3級のおすすめのテキストは？勉強時間は？独学でも合格できる？

※この記事はNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)の試験について述べています。
FP技能検定は、「一般社団法人金融財政事情研究会(金財)」と「NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)」の2つの団体が実施しています。

FP3級 おすすめテキスト・問題集

1-1. 史上最強のFP3級テキスト (ナツメ社)

この本は私がファイナンシャルプランナー3級を受験するにあたり、
3書店まわり、合計2時間以上悩んで、選びぬいたテキストです。

このテキストで勉強することで、学科92%、実技95%の正答率を達成することができました。

あなたに良い点と残念な点を紹介します。

まず、良い点から説明します。

【良い点】

〇出題カバー率 98.5%

　カバー率98.5%は市販されているFP教材の中で断トツNo.1です。
　情報を増やせば、カバー率は上がります。
　しかし、ページ数が増えてしまいます。
　『史上最強のFP3級テキスト』はカバー率98.5%あるにもかかわらず、
360ページ程度に収まっています。

カバー率：その本で試験の単語や問題などをどの程度正解・的中しているかの割合。
　　　　　単語集や問題集の信頼性を表す指標。

〇出題されやすい箇所が一目でわかる

　『史上最強のFP3級テキスト』は
　・FPの基礎知識だが、暗記の必要のない情報
　・試験に出る、覚える必要のある情報
を区別しています。
　そして、試験に出る情報は赤い下線・赤い囲みでまとめています。

　はっきり言います！
　赤い下線・赤い囲みのみ覚えられれば、確実にFP3級に合格します！
　出題されやすい箇所が一目でわかるのが、このテキストの最大の魅力です。

〇過去問トレーニングがある

　パートの最後には、過去問が掲載されています。
　例えば、テキストで[FPの基礎知識]のパートを学び終えると、[FPの基礎知識]に関する過去問を解けるようになっています。
　これによって、必要な情報を自分自身が覚えられたか、チェックすることができます。
　テキストを読むというインプットのみではなく、過去問を解くというアウトプットも行えるのです。

次に、残念な点を紹介します。

【残念な点】

✖重要な情報が欄外に書かれている場合がある

　重要な情報である赤い下線の文章が、少し小さな文字で欄外に書かれている場合があります。
　欄外に書いているのは、語句の説明等仕方のない部分です。

　しかしながら、もう少し目立つようにしてほしかったのが本音です。

　問題集を解き、わからない箇所をテキストで調べた際に、「こんなところに載っていたのか」ということが2,3度ありました。

1-2. 史上最強のFP3級問題集 (ナツメ社)

『史上最強のFP3級問題集』は『史上最強のFP3級テキスト』に対応した問題集になっています。

この問題の内容は『史上最強のFP3級テキスト』の何ページに載っているという記載があります。
ですので、わからない箇所はすぐに『史上最強のFP3級テキスト』で調べられます。

あなたに『史上最強のFP3級問題集』の良い点と残念な点を紹介します。

まず、良い点から説明します。

【良い点】

〇『史上最強のFP3級問題集』だけで、FP3級の98.2%が解ける

　問題集にもかかわらず、FP3級の98.2%が解ける内容になっています。
　解説がとにかく丁寧に書かれています。
　重要なことは赤文字になっている等、テキストと遜色ない内容になっています。

〇問題と答えが左右に分かれている

　左(偶数ページ)に問題、右(奇数ページ)に答えが書かれています。
　左の問題文を読みながら、すぐに右の答えを見て答え合わせができるように工夫されています。
　私はこのおかげで、問題集を使った勉強時間を大幅に短縮することができました。
　答えは赤シートで隠すこともできるようになっているのも良い点です。

次に、残念な点を紹介します。

【残念な点】

✖予想問題集がないこと

　問題は単元ごとにまとめられており、各単元をまとめた予想問題集がありません。
　実践的な学習をしたい人は、インターネットで調べて、過去問を解くなどの対策が必要になります。

FP3級合格のための勉強時間

私はFPにかかわるような仕事についてはいません。
もちろん、学生時代も全く違うことを学んでいました。
文字通り知識0の状態からのスタートです。
(今ブログを読んでくださっているあなたもきっと私と同じような方だと思います)

恥ずかしながら、『控除』の意味もよくわからない状態でした。

そんな私が、
『史上最強のFP3級テキスト』を3周、『史上最強のFP3級問題集』を2周、過去問を3回解くのにかかった時間は

90時間

平均すると1日2時間以上勉強していましたので、かかった月数は

2カ月間

これが私がFP3級合格するためにかかった時間です。

私は90%以上の正答率を目指していましたので、合格するだけなら

50時間

勉強すれば十分だと思います。

ですので、50時間～100時間勉強すれば十分合格できると思います。

独学でFP3級に合格できるか

私が購入した『史上最強のFP3級テキスト』は試験に出題される箇所が明確です。
オールカラーでわかりやすい内容になっています。

この他にもわかりやすいテキストが多くあります。

例えば、『みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 』

『イメージ攻略 わかる！受かる！！FP3級』

数多くのわかりやすいテキストが出版されています。
これらのテキストは、私のように知識が0の人のためのものです。
あなた合うテキストが見つかれば、独学で合格することができます。

実際私は独学で、学科92%、実技95%の正答率を達成することができました。
私は、あなたと同じように知識0の状態からのスタートでした。
ですので、あなたもきっと合格できるはずです！

FP3級まとめ

知識0からでも、あなたに合うテキストを見つけてください。
そうすれば、独学でもFP3級に合格することは可能です！
この記事があなたの合格に少しでも役に立つことができれば本望です。