【書評】感涙必至!『君の膵臓をたべたい(住野よる)』~死について考えらせられる青春小説~ - ラプラスの本

【書評】感涙必至!『君の膵臓をたべたい(住野よる)』~死について考えらせられる青春小説~

小説
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つかた
つかた

ラプラスさ~ん
おすすめの青春小説はありますか~

ラプラス
ラプラス

ズバリ!『君の膵臓を食べたい』だね♪

つかた
つかた

どんな内容の本なのですか?

ラプラス
ラプラス

ネタバレなしで紹介していくよ♪






こんなあなたにおすすめ
  • 読書好きのあなた
  • 『君の膵臓をたべたい』というタイトルに惹かれたあなた
  • 死について考えさせられる青春小説を読みたいなあなた



はじめに


『君の膵臓をたべたい』は、
2015年に単行本が発売され、2016年に本屋大賞第2位になりました。

そして、2017年に実写映画化、2018年にアニメ映画化もされています。

住野よるさんのデビュー作にして、代表作です。

映画化もされたことからわかるように、大変評価の高い小説です。

通常、同じ小説を1回しか読まない私が3回も読み
さらにオーディオブックで1回聞いたくらい、好きな小説です。



あらすじ


つかた
つかた

ラプラスさ~ん

『君の膵臓をたべたい』のあらすじを教えてください

ラプラス
ラプラス

説明しよう♪


偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。
病病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。

引用:amazon



『君の膵臓をたべたい』を購入した理由


つかた
つかた

なぜラプラスさんは
君の膵臓をたべたい』を買ったんですか~

ラプラス
ラプラス

ズバリ!『タイトル表紙』で決めたよ!


3-1. タイトルが衝撃的


タイトルが『君の膵臓をたべたい』ですよ!

大変気になるタイトルです。
あなたもこのタイトル気になりませんか?

いったいどういう状況になったら他人の“膵臓”を食べたくなるんでしょうか?

私は生まれてこの方、他人の膵臓を食べたいと思ったことは一度もありません。
普通そうだと思います。

中身を読んでみたいと思わせてくれるタイトルです。



3-2. 表紙が素敵




『君の膵臓をたべたい』という衝撃的なタイトルと違い、表紙の絵はほんわかしています。

桜が満開の場所で、主人公とヒロイン(桜良さくら)がお互い違う方向を向いて立っています。
主人公は趣味である小説を読み、
ヒロイン(桜良さくら)は自分の将来を考えるように遠くを見つめています。

この何とも言えない距離感が素敵です。
少し切ない感じもします。


『君の膵臓をたべたい』のおすすめポイント


4-1. 主人公の名前


途中まで主人公の名前は明かされません。
ヒロインなどが主人公をどう思っているかで、名前が付けられています。

例えば、次のように主人公は表現されています。


【秘密を知っているクラスメイト】
【地味なクラスメイト】
【仲良し】



わかりやすくていいな~と思いました。
通常、小説では文章を読み、ヒロインは主人公のことを
“こう思っている””こう考えている”と推察しますが、
『君の膵臓をたべたい』では、はっきりと主人公への気持ちが書かれています。




4-2. ヒロイン(桜良)の前向きな性格


ヒロイン(桜良さくら)の性格が前向きなのもポイントです。

もし、あなたが病気で余命が残りわずかだったら、前向きになれますか?
私はどうしようもなく絶望するでしょう。
前向きになんてなれるはずがありません。

しかし、ヒロイン(桜良さくら)は前向きです。
「うわははっ」とよく笑い、
死ぬまでにやりたいことリストを基に、実際に行動していきます。

私は仕事などで落ち込んだ時には、この小説を思い出したりします。
余命いくばくもない人でさえ、前向きなのですから、
自分も頑張ろうと思えるからです。



4-3. 衝撃のラスト


ラストが衝撃的です!

死はどんな人にも平等に訪れるものだということを感じます。

そして、主人公はヒロイン(桜良さくら)の「共病文庫(秘密の日記帳)」を読みます。

その内容が感動です!

病気をしたヒロイン(桜良さくら)の葛藤、主人公への思いなどが書かれています。

ここを読んでいて、感動のあまりウルっときました。
今読んでもウルっときます。

最後の部分はぜひ、あなたにも読んでもらいたいものです。




さいごに


『君の膵臓をたべたい』というタイトルに惹かれたあなた
死について考えさせられる青春小説を読みたいなあなた
そんなあなたに『君の膵臓をたべたい』はおすすめの一冊です。




つかた
つかた

最後まで読んでいただき

ラプラス
ラプラス

ありがとうございました♪


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